不妊クリニックでタイミング治療が始まり、なんと1回目で陽性反応を確認するも、残念ながら化学流産。タイミング2回目での妊娠検査薬では毎度お馴染み驚きの白さ!
よし!3回目は気合入れて頑張っぞ!と意気込むかりこ。
「では、次は、子宮鏡検査をしましょう」
それは突然の通達であった。
不妊治療で子宮鏡検査が必要な理由とは
私が通ってる不妊クリニックでは子宮鏡検査の予約は生理がきてから取ります。
子宮鏡検査までは避妊する必要があり、予約がいっぱいだった場合、排卵後の検査になります。すなわち1周期タイミング無しとなります。
ですが、先生は「優先順位で言うと、子宮鏡検査かタイミングなら子宮鏡検査です」とハッキリ言いました。
理由は今後の方針が決められないから。
子宮鏡検査(ヒステロスコピー)とは、子宮筋腫(とくに粘膜下筋腫とよばれる子宮内腔に発生する筋腫)、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮体がんなどの疾患、また子宮体がん検査(細胞診)にて疑陽性の症例などを対象として、これらの病変の子宮内における存在や広がりを観察するための内視鏡検査です。子宮の奥にできる子宮体がんについては、子宮の奥の観察のみならず、子宮の入口に近い頸部にまでがんが進んでいるか否かを診断するため、画像検査であるMRI検査とならんで重要な検査となります。 出典:慶應義塾大学病院サイト
子宮鏡検査は痛い?どんな検査?感想をレポート
検査当日、エコーチェックをした後、検査用のガウンに着替えて待機。
看護婦さんが呼びに来ます。
看護婦さんは慌ただしく用意をしていて
無痛じゃないなのは分かってるけど
どんな痛みなの?
どんな行程なの?
どれくらいの時間なの?
聞くことが出来ず…
そしたら一言
はい、どうぞ検査台に乗ってくださいね
検査台に寝そべり、セッティング終了!
まずは、消毒!
次は、子宮用の細い内視鏡の挿入!
グーン
最初エコー検査みたいな感じですが、更に奥にグーンって押し込まれた感じです(←説明ヘタか…。)痛みはありませんでした。
でも、見なきゃ!!
モニターに映るのは内膜だけあってピンクに近い肌色!
うーん、卵管の入り口が狭いですねー。うーん、デコボコしてますねー。
先生のうーんが続く。
あまり良くないのか?
モニターはパッパと動くし先生も細かい説明してくれないので何がなんやら分からず
↑実際に口にしたセリフ
子宮鏡検査は終了。
子宮鏡検査は無麻酔でした。検査時間は約5~10分間程度で、子宮内はモニターテレビに映し出され、写真として記録されます。この後、診察室で手術についての話を聞くことになりました。
<子宮鏡検査の痛みについて>
検査中の痛みはないです。途中、何回か空気を入れられる事があって、その時はお腹がググッとする感じ。途中から、鈍い生理痛みたいにお腹がざわざわしてくるレベルです。痛くなくて良かったです。
*個人差があるかと思いますので参考程度にお願いしますm(__)m
子宮鏡検査の結果、不妊の原因がまた1つ見つかりました。
子宮鏡検査で撮った写真を見ながら、診察室での説明が始まります。
まず、卵管が狭い。
確かに穴がすごく狭かった…
タイミング前に通水治療しましょうと、なりました。
通水治療を3回続けて、それでも広がらなかったら、卵管に風船を入れて膨らまして広げる(FT)
その次に、デコボコ。
子宮内膜ポリーブの写真を見せてもらったら山みたいにボコッと膨らんだものばかり。私の場合はデコボコ。ポリープになりかけといったところです。
↓デコボコのイメージ図
丘が連なってるような感じです←聞こえはいい
絶対に今手術する必要はない。
でも、卵が育たない可能性がある。
化学流産したことと、卵管が狭いこと、ポリープがあることの関係性を聞いてみたところ、
ポリープがあると育たず流産する人が多いとのこと。
若ければ、 もう一度化学流産したら手術でもいい。
かりこの場合、 年齢が年齢なので早めの方がいい。
とのことでした。
ちなみに子宮内膜ポリープ切除の手術は、子宮内膜を剥がすのでその周期はずっと避妊になります。
このまま、せっかく陽性反応が出てもポリープがあると着床率が悪くて流産になってから後悔するのは嫌だ。
子宮内膜ポリープ切除の手術を受けようと決心しました。
子宮鏡検査の費用
再診料+エコー検査+子宮鏡検査+薬代(抗生物質)と
更に私の場合、子宮内膜ポリープ切除手術になる為の血液検査+心電図検査など込み込みで約6,000円でした。
子宮鏡検査のみならもう少し安かったのかもしれません。
子宮鏡検査の後の話
検査時にタンポンを入れられたので夜に取ります。血は付いてました。(私の場合、卵管造影検査の時よりありました。)
出血は当日のみで生理ほどの多さではありませんでした。
感染症予防のための抗生物質を飲みました。(3回分)
・子宮鏡検査での痛みは個人差はあるものの痛み止めを飲むほどの痛さは無かった
・子宮鏡検査は的確な不妊治療を行うためにも必要だった