塩とミネラルと妊活の関係性・おすすめの塩についてまとめています。
スーパーで買い物をしていると「塩分ひかえめ」商品をよく見かけませんか?日本は減塩ブームで塩分ひかえめ商品がとても多いです。
主婦になった頃、塩分ひかえめ=健康だと思い込み、お味噌から何から塩分控えめを選んでいたんですが、塩を控えすぎるとミネラル不足になるということを知りました。
ミネラル不足は様々な不調を引き起こします。体温を上げにくい状態になったり、羊水を作る力を弱めたり、妊活中や妊娠中の女性にとって塩は大切な栄養素となります。
人間の体は「水」と「塩」と「ミネラル」で出来ています。まるで海のよう。赤ちゃんが約9か月間過ごす羊水はママの血液と体液から作られます。なので、命を宿す体にも身体の中に「キレイな海」を作る必要があります。
ただし、塩が大切といっても、ミネラルの補給源としておすすめするのは”天然塩”です。
それでは妊活のために、体のために、良い塩を選ぶポイントをご紹介します。
ミネラルたっぷりの良い塩を選ぶポイント
良い塩を選ぶポイントは天日天然の塩
海水塩であること
どこの海水か分かるもの
完全天日干しであること
自然の力で作られた塩には妊娠に大切なミネラルが豊富に含まれていて、体温の維持や代謝を働かせる効果も期待。
私が今使っているお塩は球美の塩
久米島の栄養豊富な海洋深層水100%使用、完全天日干しの天然塩。
海洋深層水使用のミネラル豊富なお塩。沖縄本島の西に浮かぶ久米島の2~3km、水深612mより汲み上げられた海洋深層水を100%使用し、栄養分をそのままに素材の旨みを生かすよう直火を使わずに逆浸透膜で濃縮、蒸気窯、天日干しにより仕上げた。海洋深層水は太陽光の届かない水深200m以下の層を流れる海水の総称。2000年の時をかけて地球規模で循環し、熟成された深層水は人が生きていく上で欠かす事が出来ないミネラルを含んでいる。中でもカルシウムの吸収を助ると言われているマグネシウムの含有量が多いのが特徴。
ナトリウムだけでなく、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
しっとり系のギュッとうま味の詰まった美味しいお塩です。
塩を買うときは表記をしっかりチェック
巷でよく売られている「精製塩」にはミネラルが含まれていません。
海水をイオン膜で電気分解し、塩化ナトリウムだけを集めたものが「精製塩」です。機械を使って簡単に量産できるので安価で手に入ります。名称に「食塩」や「塩化ナトリウム」と書かれているものが該当します。
パッケージの製造方法に「工程:イオン膜」、原材料名に「塩化ナトリウム(NaCl)99%以上」と書いていれば、精製塩と判断できます。
塩化ナトリウムが99%以上ある天然塩もたくさんあるため(岩塩・湖塩など)必ずしも塩化ナトリウム99%以上だから精製塩とは限らないそうです。
パッケージに塩化ナトリウムの量が書いてない場合もあります。
【塩化ナトリウムの計算式】
ナトリウムg×2.54=塩化ナトリウムの量
参考:球美の塩の場合
35.8g×2.54=90.932g
100gあたり90.932gの塩化ナトリウムが入っていることになります。
パッケージに「天然」「天日」「自然塩」など良さそうなことが書かれていても、ミネラルが含まれていない場合があります。
パッケージの原材料名や製造工程をチェックしてみてください。
成分表にナトリウム以外にも他のたくさんのミネラルが表記されているかも合わせて確認してみてください。
参考:KALDIでパケ買いした「南の極み」
パッケージに「天日塩」、Amazon販売ページには「自然塩」と記載あり
さらに①有機加工食品の原材料として使うことができる「BFA(オーストラリア有機栽培農業者)認証マーク」があって良さそうだと思っていたのに
②塩化ナトリウム 99.7%
ほぼミネラルが入ってないことに…。500gで213円という安さなので値段でも天然塩かどうかの判断はできそうですね。
まとめ:ミネラルたっぷりの天然塩を選びましょう
普段食べるご飯からも良いミネラルをたくさん摂りれれば最高だと思いませんか?一度お家にある塩のラベルをみてみてください。
- 天日天然の塩を選ぶ
- 海水塩であるもの
- どこの海水か分かるもの
- 天日干しのもの
- 名称に食塩や塩化ナトリウムの記載がないもの
- 工程にイオン膜の記載がないもの
- 塩化ナトリウム99%以上の記載がないもの
ミネラル豊富な天然のお塩で、身体の中にキレイな海を作って、かわいい赤ちゃんを迎えましょうね。