昔から月経期は生理痛も酷いし、身体は怠いし、気分は憂鬱になるし、嫌いでした。
妊活を始めると生理が来るとガッカリ!
しんどいだけでなく落ち込むので、更に憂鬱になるようになりました。
憂鬱になる生理中は特に
”自分の心と体を1番大事”にしてほしい!
妊娠に繋がりやすくなる妊活中の生理の期間の過ごし方があればと思い、まとめてみました!
生理は赤ちゃんのための新しいベッドを作る期間
生理は古くなった子宮内膜が剥がれ落ち、月経血として体外に排出されます。
子宮内を綺麗に掃除して赤ちゃんのための新しいベッドを作っている期間と考えると前向きに思えてきませんか?(自分にも言い聞かせてる)
体温を上げる作用のある黄体ホルモンの分泌が無くなり、体温が下がって身体が冷え血行が悪くなる低温期は、生理痛や頭痛、生理の出血により貧血気味になり身体が怠く感じることもあります。
心身ともにブルーな時期ですが、生理が終わりに近づくと卵胞ホルモンの分泌が高まり、心も体もいきいきと充実していきます。
生理の期間はとにかく休む!ゆっくり過ごすのが一番
生理中は極力何もせず
安静にするのが1番。
とはいえ…
だからこそ「1日何もしない」と決めるくらいでちょうどいいんです。
結局そう決めても、気になってやってしまうので、決めて休む方が罪悪感も生まれず、「気が楽」=「心も頭の中も楽」になります。
ゆっくり過ごして、運動もせず、身体をゆるめて、子宮もをゆるめて、子宮内膜の剥がれをスムーズに排出すること。
更に生理にはデトックス効果もあり、体内の毒素を排出する絶好のチャンス!
生理が始まるとプロゲステロンが減少していき、エストロゲンの分泌が増えていきます。
このエストロゲンには体内に溜まっていたものを排出する働きがあるので、月経と一緒に体内に溜まっていた老廃物を排出してくれるというデトックス効果が期待出来ます。
生理中のカイロは仙骨に貼るのがオススメ!
生理痛緩和のためにお腹にカイロを貼る方も多いのではないでしょうか?
お腹よりオススメな場所が
お尻の上くらいにある仙骨
お腹よりも脂肪が少ない腰部分なので近くにある子宮に暖かさが伝わりやすいそうです。
生理中は目を休めて温めて疲れを取る!
生理中は身体を休ませようとしている中で、ついつい見てしまうのが、スマホやPC!液晶画面のブルーライトで目を酷使し、目の疲れは溜まる一方。
目の疲れは深刻でそのままにしておくと「目の疲れ⇒頭の疲れ⇒全身の疲れ」という流れで身体全体に不調が広がっていきます。
昔から「妊婦に針仕事をさせるな」という言い伝えがあるのをご存知ですか?
目を酷使することによって、骨盤の動きが悪くなり、生殖器にも影響が出るそうです。整体目線では、生理中も同様で、骨盤だけでなく目の緊張を取る調整を行っているようです。
女性の身体は生理に向かって骨盤が緩み、排卵に向かって締まる、という身体の自然なリズムがあります。
特に、生理前後は大きく骨盤が動く時期なので、頭や目、手先を細かく使ってばかりいると、緊張状態が続き、頭蓋骨がうまく緩んだり閉まったりするリズムが崩れてしまいます。生理中はいつもより休みを取るようにすると良いとされています。
とはいえ、どうしても仕事で目を使う!目を休ませることができないという方は、目を温めて疲れを癒しましょう。
- 熱いお湯にタオルを入れて固く絞って蒸しタオルを作る。※やけどには気をつけてください。
- タオルを折り、両目に当てて温めます。
▼かりこはあずきのチカラを使ってます
使い方は簡単!レンジで30秒
陽性食品を積極的に食べて過ごす!
漢方には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品という考えがあります。
体の内側から温める陽性食品を積極的に食べて体を温めることが重要!
体をあたためる陽性食品:
りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、玄米、そば、赤みの肉や魚、鮭、カニ、たらこ、ちりめんじゃこ、漬物、紅茶、卵、チーズ、海藻類
体を冷やす陰性食品:
バナナ、すいか、レタス、白菜、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、麦茶、そうめん、ビール
体を冷やす陰性食品も陽性食品と組み合わせると体を冷やす作用が軽減するそうです。
例えば、陰性のコーヒーには陽性のシナモンなど!これを知っておくだけで安心しますね。
それにしても緑茶や麦茶も体を冷やすとは…。私はグリーンルイボスティーを飲んでいます!
▼かりこが飲んでるお茶
夜は腹式呼吸でリラックス!
日中の活動や緊張、ストレスが続くと血管が縮んだ状態になり血流が滞って、体が冷えます。
内臓は副交感神経で動いているので息を吐くことで体が副交感神経優位になり子宮や卵巣の働きが良くなります。
腹式呼吸はストレス解消にも効果的!
目をつぶって鼻から大きく息を吸い口からゆっくり長く吐く
生理中の夜は腹式呼吸でゆっくりリラックスして過ごしたいですね。
生理の後の卵胞期は妊活に最重要!
生理が終わってから排卵までのエストロゲン分泌が多い期間を「卵胞期」と言います。
卵胞期は卵胞卵子がスクスク育つ、最も重要な期間。卵胞期に、卵胞卵子が大きく、質もよく、しっかり育つような過ごし方をしていくことで、妊娠する可能性が大きくなります。
そして、卵胞卵子を成長させる食生活としてフェリチン(貯蔵鉄)不足は大きな問題。
フェリチン(貯蔵鉄)をしっかり補給できる食生活が妊娠しやすい身体作りに最重要です。
【フェリチン不足で起こりやすい症状】
- 卵胞卵子の成長が妨げられる
- なかなか排卵しない
- 無排卵になりやすい
- 排卵日がはっきりしない
- 低温期が長くなる
- 低温期が短くなる
- 子宮内膜が厚くならない
- 着床しにくい
- 高温期に体温が上がらない
- 遺伝子の染色体に異常が起こりやすい
- 卵子の質が悪くなりすい
鉄分多めの食品や鉄鍋を使うなど日ごろから意識して鉄分を補給しましょう。
▼かりこが飲んでる鉄分たっぷりのジュース
生理中はゆっくりと温めて過ごすのが一番!目も休めて、体を温める陽性食品を積極的に摂り、夜は腹式呼吸でリラックスして過ごしましょう